奈良へ

お久しぶりです。
10月なのに30度を越える暑さ、冬物が売れないのではないかと心配してしまう元百貨店マンの院長です。

さて先日の日曜日は鍼灸の勉強会でした。
第1週の日曜日は、京都の烏丸か北大路で開催されるのが恒なのですが、今回は何故か奈良。

奈良公園の入口近くの、奈良県文化会館が会場でした。

ローバーミニで、他車にビュンビュン抜かれつつ、高速を利用して奈良へ。
所要時間を1時間半ほどみていたのですが、1時間弱で到着しました。

勉強会開始までに時間があるので、会場から近い興福寺を見学。
貴重な仏像を拝見してきました。
興福寺の五重塔

そして昼休みには、定番の鹿へのエサやりを。
鹿せんべいを持っていると、写真のように鹿に絡まれます(笑)
奈良公園の鹿と戯れる

同じ古都でも、京都とは違い、奈良の街はゆったりモードで、心が落ち着きますね。

豊中市から案外近いですし、駐車代も安いし、11月16日・17日にある鍼灸史学会が終わって一段落したら、また遊びに行きたいです(もちろん今回は鍼灸の研修がメインで、まじめに勉強をしてきました)。

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日本鍼灸史学会に参加してきました!

16,17日と日本鍼灸史学会に参加してきました。

 

 

 

 
今回は、「『鍼灸資生経』所引の『甲乙経』」という演題で発表させていただきました。
発表者の多くが鍼灸師で、学者ではありませんので、いくら文献の研究をしても、お金にも名誉にもなりません。それでも仕事や家事の合間を縫って、真摯に研究に勤しんでいる姿勢は、とても素敵だと思います(自分を褒めている訳じゃなですよ)。
安易なハウツーや治療院経営術のようなセミナーや勉強会が持てはやされている鍼灸業界ですので、余計にそう思いました。

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運気論の講義

昨日は大阪の南森町で、鍼灸師会主催の素問勉強会と所属する勉強会の月例会がありました。
現在、素問勉強会では「運気七編」(『素問』の第六十七篇~七十四篇のこと)の講義が続いています。
「運気論」とは、「甲乙丙」などの十干と、「子丑寅卯」などのお馴染みの十二支と陰陽五行論という枠組みを使って、自然界の変化や現象を説明しようという理論です。
私は理屈っぽいモノが苦手でして、講義を聞く度にめげそうになっています。
私の場合は「運気論」を臨床に応用しよう!なんていう下心?はありませんが、『素問』の「運気七編」は後世の中国・日本の医学に多大な影響を与えたものですので、しっかり勉強していきたいと思います。
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カレー地獄

昨日は京都の烏丸で所属する勉強会の講座がありました。
今月は第ニ日曜日に大阪で勉強会の月例会があったのですが、身内に不幸があったので欠席しました。
(入会以来、例会は皆勤だったので残念・・・。)
ということで昨日が、今年初めての勉強会でした。
で、今年も(は)頑張るぞ!と。
さて、勉強会の昼休みにランチをする店を探すべく烏丸界隈をブラブラ。
「スパイス・ダイニング」なる看板を発見。
なんでもスパイスが豊富に使われいる「薬膳カレー」をランチに出している店らしい。
値段も高くなさそうだし、とりあえず入ってみることに。
店内のメニューを見ると、私が見た値段は具のない「素うどん」ならぬ「素カレー」の値段だったようです。
流石に「素カレー」は寂しいので、トッピングすると1000円オーバーに!!
烏丸だから仕方ないのかな・・・。
スパイスが豊富に入った奥深い味わいで、「薬膳」というだけあって、カレーなのに食後に胃がもたれることは一切ありませんでした。
夜はインドネシア風の薬膳鍋をやっているお店だそうで、ご興味のある方が是非。
(食べログ「スパイスダイニング biji」さん)
そして5時に勉強会が終了し帰宅。
今日の晩ご飯は何かな?
も、もしや・・・
この、ただならぬ加齢臭・・・いや、カレー臭。
なんと、カレー鍋が用意されていました。
家族同士なので考えがシンクロするのかも知りませんが、私の場合特に、昼にカレーを食べると夜もカレー率が高いような・・・。
カレーは嫌いではないですが、連続は堪えます。
その晩は、髪の毛に染みついたカレー臭(+36歳のリアル加齢臭)を落とすべく、いつもより念入りにシャンプーしました(笑)

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もうすぐ鍼灸史学会

ブログも前回、散髪での失敗談以来、更新してませんでした。
今月も散髪に行きましたが、今回は大丈夫でした(笑)。
さて、当院ホームページでもお知らせしているように、11月19日(土)は学会発表の為に休院いたします。
私の発表は、20日(日)なのですが、会場の運営のお手伝いをしますので、土曜日もお休みをいただきます。
今回の発表内容は、『鍼灸甲乙経』という本の版本の比較を行います。
前回までは臨床にも関連する内容だったのですが、今回はテキストの比較ですので、とても地味な内容です。
ただ、中国医学の基本典籍にもかかわらず『鍼灸甲乙経』の版本の比較は、まだ十分になされていないので、
意義があることだと思います。
他にも鍼灸の古典文献に関する様々な報告があり、19日には東海大学・渡部武先生による講演(「精気-中国古代の食と人体-」)もありますので、下記HPをご覧の上、足をお運びいただけたらと・・・。
日本鍼灸史学会ホームページ
会場は平安神宮の近くの「みやこめっせ」です。
疎水の周辺も綺麗ですし、美術館も近くですし、行楽を兼ねてお越し下さい(笑)。
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