アラジン・ブルーフレーム


今朝、治療院に石油ストーブを運び入れました。
(愛車の旧ミニの助手席にストーブを座らせて、シートベルトで固定して運びました。小型車は苦労します。)
昔懐かしいアラジンのストーブです。
祖父が使っていた物を譲り受けました。
自宅の納屋で数年間放置されていたものを、自分で分解清掃し、芯を交換して復活させました。
手間をかけたので、早くも愛着が湧いてきました。
換気が必要ですが、ファンヒーターや電気ストーブにはない、優しいの暖かみです。
今のところエアコンでけで十分ですが、来月あたりからは活躍しそうです。

このブルーの炎がキレイです。
あと、餅を焼いたり、お鍋もできます。
(危ないから、メーカーサイドは禁止しているようですが。)
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大型書店にて

一昨日の日曜日は、大阪で鍼灸師会主催の『素問』勉強会と所属する研究会の月例会。
終了後、岡山から来られているT先生と、東梅田の旭屋書店の東洋医学コーナーへ。
既に数人、先客がおり、専門書のコーナーにしては盛況でした。
久しぶりに訪れましたが、見たことのない新刊がたくさん刊行されていて驚きました。
ここ最近、鍼灸関連の新刊がハイペースで出版されているようです。
増加している鍼灸師向けのビジネスは儲かるのでしょうか?
学校教育も不備に加え、スタンダードな治療法が存在しない鍼灸界で迷っている同業者が多いので、本が売れるのでしょうか?
理由はともかく、景気の良いのか悪いのか、出版ラッシュみたい。
装丁もキレイで、魅力的なタイトルの本も多く、更に鍼灸界のビックネームの本なら、ついついテンションが上がってしまいます。
でも、店頭に並んでいる、それらの解説書や入門書やテクニックの本よりも、古典鍼灸を実践するなら原典に当り、現代医学的な鍼灸なら解剖学・生理学等の専門書を学んだ方が、遠回りのようで、実は近道のような気がします。(というか、そう信じたい。)
いつまでも、他人の言説にその都度振り回される鍼灸師人生はつまらないですから。
本ばかりではなく、臨床の関しても、あれこれと色々な方法を摘み食いするよりは、どれか基本となる足場を決めた方がいいように思う。
何かを選ぶということは、何かを捨てることにつながるが、結局何も得られないよりは良いと思う。
生意気な事を書きましたが、いつも自分に言い聞かせていることでもあります。
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接触鍼の効果

昨日は京都で定例の鍼灸の勉強会でした。
その中で、受講生に一連の治療の流れを見せる「模擬治療」があり、私は患者役のモデルとして先輩の治療を受けました。
刺さずに、接触するだけの鍼なのですが、首や肩の凝りが瞬時に解消され、改めて効果を実感しました。
鍼灸師も人間ですので、臨床で良い結果が得られなかったりすると、鍼灸(自分の治療方法)に対する信頼が揺らいでしまうこともあります。
毎日患者さんを治療するばかりではなく、時には自らの体で効果を体感することが大切だと思いました。
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