待合室に免許証を掲示しました。

開業してもう今年で丸12年です。
鍼灸師の国家試験に合格し、免許証が送られた来た時に浮かれて、賞状額を衝動買いしました。
開業の際に免許証を入れて待合室に掲示する予定でしたが、そのまま鍼灸院の2階に放置されておりました。
その忘れてさられていた額縁がこの度めでたく発見され、12年の時を経て、本日ようやく掛けることができました。

写真の右から「あん摩マッサージ指圧師」、「はり師」、「きゅう師」の免許証です。(因みに地震を考慮してアクリル板を使用した軽量の額縁です。)

これでモグリの鍼灸師じゃないことを皆さんに証明できましたね(笑)

そして免許証には私の生年月日が書いてありますので、気が弱くて私に年齢を尋ねられない患者さんも私の年齢を確認したり、占い好きな人なら相性占いもできますね(笑)

ただ額縁がシンプルな院内に合わない気がしているので、既に額を外したくなっております。通院中の患者さんはお早めにチェックしてください。

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10周年プチリニューアル・その1

今年で10周年というのは、関係あるようで関係ないのですが、プチリニューアルを断行!
2台あるベッドの1台の天板を穴あきタイプに変更しました。

天板のみ購入できるので、DIYで載せ替えました。
(長さ190cmと大きいので、梱包を解くだけでも一苦労。実は待合室に3週間ほど放置されていた物体はコレでした・・・)

筋膜リリースの際に、患者さんに色々な体勢を取っていただくのですが、これでうつ伏せで行う施術が少しは楽に受けていただけるかと思います。

鍼の時は従来通りの柔らかいボディクッションを主に使用します。

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皮膚消毒について

今日は今更ながらですが、当院で皮膚消毒に使用している薬剤についてご紹介します。

当院では特に要望がない限り、鍼を刺す部位の皮膚消毒に通常はアルコール(エタノール)を使用しております。
しかし中には、アルコールで接触性皮膚炎(かぶれ)を起こす方がいらっしゃいますので、アルコールを含まないグルコン酸クロルヘキシジンの水溶液もご用意しております。

アルコールで皮膚がかぶれる方、遠慮なくお申し出ください。

また関節周辺や頭皮に鍼をする際は、ポピドンヨード液を使用することもあります。

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お手紙をいただきました。

今日は患者様から経過の報告をお手紙でいただきました。
当院は「患者様の声」などをホームページやブログに一切載せておりません。
通院された方はご存知でしょうが、患者さんに感想文やアンケートの提出やネットにレビューの書き込みを依頼することもありません。

先週の金曜日に、馴染みの患者さんから「先生のところ、患者さんの声とか無いよね」と言われました。
「ああいうの好きじゃないから集めない」と答えました。
偉そうに言いましたが、ただ単に無精で面倒臭いからかもしれません・・・(笑)

そしたら翌日の土曜日にタイムリーに患者さんからお手紙を頂戴しました。

今年は開院10周年の節目なので、たまには患者様のお手紙をご紹介しましょう。
文字起こしが、やはり面倒なので下の画像をクリックして読んでください(笑)

自己免疫疾患の持病をお持ちの患者様ですが、頸部への鍼を中心に、下肢・骨盤周辺の筋膜リリース、中国医学に基づき経絡の調整も行い、全身の様々な症状が緩和されたようです。

当院で治療を受けられた方は、ご感想や治療後の経過などをお知らせいただければ、大変参考になりますので、宜しくお願いいたします。
お手紙ではなくメールで構いません。
またご許可なくネット上に掲載することはいたしませんので、ご安心ください。

10周年を迎えておりました。

最近ブログをサボりまくっておりますが、若林鍼灸院は通常通り営業中です。

普段通りに平和に鍼灸師ライフを過ごしすぎて、大切な事を忘れておりました。

実は若林鍼灸院が2019年5月27日で開院10周年を迎えていたのです。

節目の10周年なのに…。

患者さんに喜んでいただける、10周年のプロモーションをやりたかったのですが、完全に失念しておりました(笑)

10周年を迎え、ピカピカだった外観も少し味が出てきましたね(笑)

この10年で開院当初よりは、私の技術も少しずつ向上してまいりました。
例えば、開院当初は全く歯が立たなかった、重症の五十肩や腰部脊柱管狭窄症などにも対応できるようになってきました。
また色々な先生方のご指導のお陰で、他院ではなかなか手を出さない深部の筋肉や頸部前面などへも鍼でアプローチできるようなり、治療法の引き出しが増えてきました。
また3年前から筋膜リリースも取り入れるようになり、治療スタイルもどんどん変化しております。

「鍼灸師にとって進歩というのは、去年治せなかった病気が今年は治せるようになること」というのは故人井上雅文先生(私を指導してくださっていた先生の先生)のお言葉ですが、私も少しは前に進めたのでしょうか。

確かに現代医学的な鍼灸治療については私も進歩したかもしれませんが、鍼灸学生の頃から続けていた日本の伝統鍼灸(経絡治療)と古医書の勉強が少し疎かになっているのが、私自身、引っかかるところです。
そもそも根本が異なる現代医学と東洋医学を両立させるのは、やはり難しいというのも、ここ10年で分かってきたところです(笑)
現代医学と東洋医学とどう折り合いを付けていくのかも、これからの課題です。

さぁ、これから10年、どう変化していくのでしょうね?

縁あって私の治療を受けてくださった皆様、ありがとうございました。
せっかく私を頼ってくださったのに、結果を出せなかった患者さんには、申し訳ない気持ちで一杯です。
そんな後悔が増えないように、これからも毎日毎日、目の前の患者さんにベストを尽くしてまいります。

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