献血の効用?

先日、献血をしてきました。(阪急池田駅にて)

私は鍼灸師なんですが、注射針が怖くて、特に採血は苦手です。

それなのに、なんでやねん!と思われるかもしれませんね。
献血バス
献血の理由はズバリ、我らが愛するB型人間を助ける為であります。

何を隠そう、私はB型。
何故か不当な弾圧を受けるB型!?
献血は両親もB型、兄弟もB型、濃い?B型としての義務だと思っています(笑)

決してお礼の品の為ではございません…
献血のお礼

私の献血の理由などは置いといて、耳よりな情報を。
献血は一部の人にとって健康に良い可能性があるんです。
(全員ではないですよ。あくまでも一部!)

献血による健康へのメリットがあるかもしれない方は、鉄分が溜まっている人!
(特に男性は要注意。月経による出血もないし、飽食の時代の昨今は鉄の摂取量も増えています。)

過剰な鉄分が肝臓に溜まると、NASH (非アルコール性脂肪肝炎)の引き金になることもあるそうです。

また鉄分と心疾患の関係も疑われています。
何でも過剰な鉄分がフリーラジカルを活性させて、心臓の血管(冠動脈)に悪さをする可能性があるようです。

その過剰鉄分を排出できる献血は、人助けにもなって、自身の健康にもつながるかもしれないし、一挙両得ですな。

献血以外に個人で出来る、体内の鉄を減少させる手段としては、長距離のランニングが挙げられます。
長距離を走ると、繰り返しの衝撃が足底に加わります。その衝撃が足の裏の血管を流れる赤血球を破壊するので、結果的に鉄分が消費されます。(昔、行岡鍼灸専門学校で生理学のT本先生が教えてくれた。だから特に女子のランナーさんは、貧血に要注意です。)

これは冗談ですが、空手家なら前腕や脛の鍛錬(硬いものに前腕や脛ぶつけて鍛えること)でも赤血球が破壊できそうです。
たぶん鉄分を消費する前に、腕と脚が腫れあがり、使い物にならなくなりそう…。

走るのが嫌いだし、鍛錬は痛いし、私には無理かも。

汗を大量にかいて鉄分を排出するという、気の遠くなるような方法もありそうです。
しかし、効率が悪いし、干からびてしまいそうですな。

やっぱり献血による瀉血が現実的かも。

最初に書きましたが、献血の最大の目的は、輸血を必要としている方を助けることです。
健康の為に行うべきものではありません。

しかしながら、献血する人、しない人も、取り過ぎた鉄分が悪さをする可能性もあることを知っておいて損はないと思います。(鉄入りマルチサプリメントを飲んでる人も要注意ですよ。)

もちろん鉄欠乏症も問題ですので、ご注意くださいね。
興味を持たれた方は、以下の厚労省のサイトが詳しいのでご参照くださいね。
http://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/07.html

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セミナーに行ってきました

2月末の話なのですが、セミナーに行ってきました。

昨年の初めに長年所属した勉強会を退会したので、今はフリーの身。
与えられた課題をこなすだけではなく、自ら積極的に学んでいかなければなりません。

今回は午前中は不妊治療の鍼治療&マッサージ、午後は手技療法の2本立てのセミナーでした。
内容は先生方の実技披露&質疑応答です。

午前は実際の臨床を余すところなく見せていただきました。
よくエライ先生方が行う勿体ぶった(セコい)実技披露とは次元が違いました(笑)

セミナー(純天堂鍼灸院さんのブログより拝借。私も顔の一部映ってます。)

午後は手技療法でした。
私もマッサージ師の端くれですが、今まで見たことがないオリジナリティーに溢れる手技でした。
少し先生に背中を押してもらったのですが、圧の方向がバッチと決まっていて、ぶれることがないし、流石だなと感心しました。

長年、自分で鍼灸院をやっていると、ともすると独りよがりになりがちです。
たまには他の先生方の実技を拝見し、軌道修正しないといけません。

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