台風一過(と湿気の話)

台風一過、晴天に恵まれると思いきや、今日の豊中はどんよりと曇っています。
大阪は台風2号の被害は少なかったようで安心しました。
若林鍼灸院のある豊中駅前は2006年に、1時間110ミリという記録的な豪雨に見舞われ(「レファレンス協同データベース」参照)、多くの建物が浸水したこともあり、台風による大雨を心配しておりましたが、何事もなくほっとしました。
今朝、治療させていただいた患者さまは、雨の日や台風などの低気圧が近づく度に、足腰が痛み、体も怠いとの話でした。
湿った空気(中国医学でいう「湿」「湿邪」)が悪さをしているかもしれません。(もちろん現代医学的には別の説明になりますが。)
豊中駅周辺は、池を埋め立てた土地が多く、また埋め立て地でなくても水はけの悪い粘土層の土地が多いので、長年住み続けると土地から受ける湿気の影響が出て来る可能性も。(ここに限らず日本はどこにいても多湿ですので、外国みたいに水上生活でもしてない限り、心配しても仕方ありません。)
天候や土地などの外部要因だけでなく、口に入れる飲食物も「湿」であり、食べ過ぎ飲み過ぎや偏食により、うまく飲食物を体内で処理できなければ、「湿」が体内に停滞し様々な不具合を引き起こします。
更に体内に「湿」が停滞している人は、外部の「湿」の影響を受けやすくなります。
ということで、梅雨時期など湿度の高い時に体調が思わしくない人は、部屋や布団がジメジメしないように心がけ、汗をかいたら衣類を取替え、飲食はセーブし、適度な運動・・・。ああ、つまらない、当たり前のことですね。
それでもお困りなら、お近くの鍼灸院へ。
う~ん、どうも中途半端な内容ですが・・・これにて本日は失礼します。
あっ、これ自慢なんですが・・・
↓先日、土曜日に昼ご飯で、くら寿司に行ったら、「ONE PEICE」下敷きが当たりました(笑)

大阪府豊中市の若林鍼灸院HP

鍼灸師志望の方が

ここ1週間で2人ほど、鍼灸師の仕事に興味を持たれている患者さんが来られました。
高校生ならいいのでしょうが、既に社会人の方は興味があっても、すぐにこの世界に飛び込むのは、制約があり、簡単にはいきません。
まず時間。専門学校で3年、鍼灸大学で卒業まで4年間かかります。
次にお金。最低でも3年間400万円程必要です。
通学しながらアルバイトするなりして、在学中の生活費も考えないといけません。
めでたく卒業されても、就職情報誌を読んだりハローワークに行けば分かりますが、業界の給料も決して高くはありません。
それなら開業してやろう!という開業希望の場合は、開業資金や安定するまでの生活費も必要です。
もちろん今の会社での地位や厚生年金や健保も失っちゃいます。
そんな感じで考え出すと、二の足を踏んでしまいそうですね。
私の場合は、学校に入学した当初は、20代で自宅通学で当時は独身のこともあり、深く考えずに、この世界の事をほとんど調べずに、鍼灸師の道を歩み出しましたが、考えれば考える程、一歩が踏み出せないですよね。
(私は学校に入るまで、一度も鍼やマッサージ治療を受けたことすら、ありませんでした。)
今の仕事を続けるのか、別の会社や業界に転身するのか、鍼灸師を目指すのか、どれが正解か間違いかというのは、誰にも分かりませんので、アドバイスは出来ませんが、もし鍼灸業界のこと、鍼灸治療のことなどで、質問があれば、知っている範囲で正直にお答えするつもりです。
鍼灸師にも様々なスタンスの先生がおりますので、業界に入る前に患者として施術を受けに行きがてら、質問してみるのもいいかもしれません。
今現在の私の感想としては、会社を辞めて、鍼灸師になって良かったと思っています。
サラリーマン時代同様、毎日緊張はするし、ストレスからは逃れられませんが、マイペースに一生勉強ができ、開業したので自分で時間を自由にコントロールできているので、とても満足しています。
治療効果に一喜一憂してはならないと先輩方からは指導されますが、やはり患者さんから感謝されるのが励みにもなりますし(天の邪鬼なので表情は変えませんが、内心喜んでいます)。
経済的にはまだまだ満足していませんが、それは読者のみなさん次第ですので、是非お越し下さい(笑)
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演歌を聴く

昨日までとは打って変わっての快晴!
久しぶりの洗濯日和ですね。
今朝、一件往診に行ってきたのですが、その患者さんは最近カラオケに凝っておられるようで、
治療中にも曲がかかっている時があります。
ジャンルは演歌ばかりなのですが、演歌もなかなかいいもんです。
どの演歌歌手も歌唱力があり、驚かされます。
いつもは川中美幸の曲が流れいますが、この間は瀬川瑛子でした。
どうも瀬川瑛子さんの歌い方では、どうも治療のペースが乱れ、波に乗れません(笑)
今日は島津亜矢さんという方の曲でしたが、とてもお上手なのですが、どうも鍼をする時に力んでしまいそうな感じがします。
というような感じで施術中のBGMとしては、演歌は適さないかもしれません。
しかし、本当に心身の消耗がひどい時は、とても音楽なんて聴く気になれませんし、ましてやカラオケに行く気も起こらないはずなので、これは患者さんの調子の良い証拠です。
施術者として嬉しく思います。
大阪府豊中市の若林鍼灸院HP

時には情報の遮断も

今朝は、定期的に往診している患者さんのお宅へお伺いしました。
その方は、地震後、初めての施術でした。
親戚や知り合いは、幸い被災されていないそうですが、連日連夜テレビで震災関連の報道を熱心にご覧になっているそうです。
被災地の悲惨の状況を映像で見続けたことで、眠りも浅くなり、精神的にも相当消耗されているようでした。
被災地から離れた大阪の我々も最新の情報を知りたいのは当然です。
しかし担当する鍼灸師サイドからいえば、感受性が強く心身ともに疲労されている方は、長時間テレビをご覧になるのではなく、一呼吸置いて新聞の活字で情報を得ることに留めておく方が良いかもしれません。
ネットも、不安に駆られた状況では、ブログやSNSに溢れている不確かな情報に惑わされるかもしれません。
もし何かしていないと不安ならば、テレビ画面やパソコンの画面にかじり付くのではなく、仕事や家事など日常のやるべき事をきっちりとこなし、ひとまず事態が落ち着くのを待ちましょう。
どんなにテレビの前で憂いても状況は変わりません。
不安で落ち着かない時は、少しだけ情報を遮断し、冷静に見守りましょう。
大阪府豊中市の若林鍼灸院HP

今朝は暗澹たる気持ち

東北・関東地方の地震の被災状況が明らかになるにつれて、本当にいたたまれなく胸がつまる思いがします。
早く余震や津波が収まり、被害が拡大することなく、円滑に救助活動が進むことを祈るばかりです。
阪神淡路大震災で私も恐ろしい経験をしましたが、それから十余年が経過し少し気が緩んでいたようです。
早速、昨晩は非常時の脱出方法や持ち出し品などについて、家族と話し合いました。
下記のHPに非常時の持ち出し品リストがありますので、関西方面の我々も再度確認し、出来る限り準備しておくべきでしょう。
人と防災未来センターHP内「非常持ち出し品チェックリスト」http://www.dri.ne.jp/utility/utility_checklist

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