時には情報の遮断も

今朝は、定期的に往診している患者さんのお宅へお伺いしました。
その方は、地震後、初めての施術でした。
親戚や知り合いは、幸い被災されていないそうですが、連日連夜テレビで震災関連の報道を熱心にご覧になっているそうです。
被災地の悲惨の状況を映像で見続けたことで、眠りも浅くなり、精神的にも相当消耗されているようでした。
被災地から離れた大阪の我々も最新の情報を知りたいのは当然です。
しかし担当する鍼灸師サイドからいえば、感受性が強く心身ともに疲労されている方は、長時間テレビをご覧になるのではなく、一呼吸置いて新聞の活字で情報を得ることに留めておく方が良いかもしれません。
ネットも、不安に駆られた状況では、ブログやSNSに溢れている不確かな情報に惑わされるかもしれません。
もし何かしていないと不安ならば、テレビ画面やパソコンの画面にかじり付くのではなく、仕事や家事など日常のやるべき事をきっちりとこなし、ひとまず事態が落ち着くのを待ちましょう。
どんなにテレビの前で憂いても状況は変わりません。
不安で落ち着かない時は、少しだけ情報を遮断し、冷静に見守りましょう。
大阪府豊中市の若林鍼灸院HP