鍼灸施術代の領収証には印紙は不要

確定申告のシーズンですね。
自営業者や高額な給与所得がある方(うらやましい・・)は、電卓をパチパチ、所得税の計算に追われていることでしょう。

さてさて、もう何度もお知らせしているので、皆さんご存知でしょうが、鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師等の国家資格を持った者が行う施術(治療)は、医療費控除の対象となります。

お気づきの方もいらしゃるでしょうが、鍼灸院が発行する領収証には、例え3万円を越えても収入印紙を貼っておりません。
中には「何で貼らへんねん!いい加減やな~。」と内心、思っている方もいるのではないでしょうか?

実は、鍼灸やマッサージ(もちろん無資格のマッサージは除く)の治療費に関しては、収入印紙は不要なんです。
印紙税法基本通達第17号文書25項に「医師、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、保健師、助産師、看護師、あん摩・マッサージ・指圧師はり師きゅう師、柔道整復師、獣医師等がその業務上作成する受取書は、営業に関しない受取書として取り扱う。」(※国税庁HPの該当箇所へ)とあります。
つまり鍼灸やマッサージは、商行為とみなされない為、印紙は不要とのことです。
患者さんの話では、領収証に印紙を貼る鍼灸院もあるようです。
もちろん貼っても構いませんが、ルール上では不要ですので、当院の領収証に印紙は貼っておりません。

若林鍼灸院HP(大阪府豊中市)のトップへ

当院のアイテム・少し臭い「紫雲膏」

今日はお灸の話。

若林鍼灸院では、患者さんが熱く感じたら、中止するお灸「知熱灸」と、
モグサを小さく成形し、ツボに置き、直接焼き切る、昔ながらのお灸「透熱灸
の2種類を行っています。

後者の「透熱灸」は確かに熱いのですが、モグサ(艾炷)の大きさが直径1mm~1.5mm程度と小さく、火傷の心配はまずありませんので、ご安心ください。

さて、肩や膝周辺などの曲面にお灸を据える場合、そのままモグサを皮膚上に置くと、空調の風や患者さんが体を動かすことにより、火のついたモグサが落下する危険性があります。

そこで我々・鍼灸師は、お灸をする皮膚を消毒液や水で湿らせたり、「灸点墨」という粘り気のある墨やボディクリームなどの油脂や糊などを使い、モグサを皮膚表面に固定します。もしくは大きなモグサならば、ピンセットで固定しながら、お灸をします。(市販のお灸を使う場合は、あらかじめ糊が付いているので、何もいらないのですが・・・)。
当院では、「紫雲膏」という漢方薬の軟膏を使って、皮膚表面に貼り付けています。
ツムラ紫雲膏

下の成分表を見てもらえば分るように、油脂に生薬が配合された軟膏です。
因みに有名な江戸後期の医師・華岡青洲が考案した薬です。紫雲膏成分
「紫雲膏」は、火傷にも効能があり、お灸の固定用には最適なのですが、ただ難点は、独特のニオイがすることかな・・・。

昔の高齢の鍼灸師にはツバでお灸を固定する者もおりましたが、今の時代、そんな鍼灸師はたぶん?おりませんので、ご安心ください(笑)

大阪府豊中市の若林鍼灸院HP

転送電話にしました。

ここ数日間、最低気温が氷点下。
古い木造の当院ですので、エアコンに加えストーブをガンガン焚かないと、凍えてしまいそうです。
この寒さでインフルエンザも流行しているそうですので、皆さんもご自愛ください。

さて、出張施術で治療院を留守にしている事があり、「電話がつながらん!」とお叱りを受けることもしばしば・・・。
そこで、携帯電話の番号を皆さんにご案内していましたが、「携帯にまで電話するのは、気を遣う」という声もあり、この度転送電話(ボイスワープ)を導入することにしました。

治療院に不在時は、鍼灸院の電話から携帯電話に転送しますので、そのままお待ちください。
これで、少しは連絡が取りやすくなれば、いいのですが・・・。

余談ですが、ホームページの文面から私のことを「怖いそう」「小難しい人」とイメージされるそうです。実はいたって普通の人間ですので、気軽に電話でお問い合せください(笑)

大阪府豊中市の若林鍼灸院HP

本年の業務終了

店舗の方は、29日で施術を終了しました。
往診は本日31日まで行っておりました。
事務仕事も一段落し、このブログの更新が2012年の仕事納めになります。

今年一年にご来院もしくは往診で施術させていただいた方々、ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。

さぁ、今から紅白でも観よっと(笑)

大阪府豊中市の若林鍼灸院HP

年末年始のお休みについて

年末年始のお休みについて、ブログでもお知らせいたします。

【年末年始の受付】
12月29日(土)通常通り
12月30日(日)~6日(日)休院※
1月7日(月)通常通り

(※但し、31日と5日の両日は、往診での施術は行っておりますが、既に予約で埋まっております。)

ご不明な点は、お電話にてお尋ねくださいませ。

(06)6845-1177

若林鍼灸院HPトップへ