お盆休みの過ごし方

リフレッシュの為、数年ぶりにお盆休みを取らせていただきました。
ただ酷暑のせいでやる気も失せ、なんやかんやでダラダラと過ごしてしましました(笑)

でも最終日の16日には、きちっと恒例の勉強会に出席してきました。

斜角筋の起始部(第一肋骨)、肩甲挙筋の停止部(肩甲骨)への鍼、僧帽筋の鎖骨への付着部、烏口突起、上腕二頭筋の筋膜リリースをお勉強してきました。

因みにこの背中は私ではありません。

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後頭下筋群への鍼

今日は毎月恒例の鍼の勉強会(鳥居塾)へ。

先月から引き続き、後頭下筋群(上・下頭斜筋、大・小後頭直筋)へのアプローチ方法を学んでまいりました。
以前から後頭下筋には鍼をしてきましたが、ご指導いただいた方法は、確実かつ安全にもっと効果的に緩められる方法でした。

後頭下筋は、頭蓋骨の下部と上位の頸椎をつなぐ筋肉で、深い位置にあります。
その筋肉の上には僧帽筋、頭半棘筋、頭板状筋、胸鎖乳突筋などが乗っかっていますので、いきなり本丸を攻めてはダメで、まず表層の筋肉から順に緩めなければなりません。
その表層の筋の筋膜リリースも学びました。

骨にある後頭下筋群の付着部(起始停止)を漏れなく捉える鍼の打ち方と、効果的な患者さんのポジションなどを丁寧に指導いただきました。

首凝り、肩凝りはもちろん、大後頭神経、小後頭神経に接する筋肉ですので頭痛の治療にも欠かせません。
また一つ、鍼の技術の引き出しが増えました。

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恒例の勉強会

昨日は、毎月恒例の鍼の勉強会でした。

毎月(時には月2回)、名古屋の鳥居諭先生が主宰される勉強会「鳥居塾」で、鍼とミオラブという器具を使った筋膜リリースをご指導いただいております。

受講生が関西人ばかりということもあり、冗談が飛び交う雰囲気ですが、指導内容は超ハイレベルです。
いつも技術の差に愕然とし、自分の考え方の甘さに嫌気が差し、治療のモデルになって先生から強烈な鍼を受けて悲鳴を上げる、というM気質がないとやっていけない勉強会です(笑)。

今回のメインは膝。

昨年1月から大阪で名古屋で、かなりの回数のご指導を受けておりますが、鳥居先生はすごいスピードでどんどん治療技術をアップデートしていくので、ついていくのが大変です。

昔からの患者さんは、ここ数年来の私の治療が変化していることに驚いておられるかもしれませんが、これからもどんどん進化させていきますよ。乞うご期待!

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セミナーに行ってきました

2月末の話なのですが、セミナーに行ってきました。

昨年の初めに長年所属した勉強会を退会したので、今はフリーの身。
与えられた課題をこなすだけではなく、自ら積極的に学んでいかなければなりません。

今回は午前中は不妊治療の鍼治療&マッサージ、午後は手技療法の2本立てのセミナーでした。
内容は先生方の実技披露&質疑応答です。

午前は実際の臨床を余すところなく見せていただきました。
よくエライ先生方が行う勿体ぶった(セコい)実技披露とは次元が違いました(笑)

セミナー(純天堂鍼灸院さんのブログより拝借。私も顔の一部映ってます。)

午後は手技療法でした。
私もマッサージ師の端くれですが、今まで見たことがないオリジナリティーに溢れる手技でした。
少し先生に背中を押してもらったのですが、圧の方向がバッチと決まっていて、ぶれることがないし、流石だなと感心しました。

長年、自分で鍼灸院をやっていると、ともすると独りよがりになりがちです。
たまには他の先生方の実技を拝見し、軌道修正しないといけません。

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最初で最後の医史学会

日本医史学会から4月に開催される学術大会の抄録が届いた。
私も誌上発表ということで寄稿させていただきました。
(演題は「『鍼灸則』の病門について」です。)
第116回日本医史学会抄録
実は今年の1月で所属していた勉強会を退会させていただいたので、会員として最後の発表となります。
(例年、鍼灸史学会で発表させていただいていたのですが、医史学会は初めて。
来年以降は発表する予定はないので、これが最初で最後でしょう。)

鍼灸学校3年生の時に初めてセミナーに参加して以来だから、勉強会には8年間お世話になった勘定になります。

代表のS先生をはじめ先生方には本当にお世話になり、感謝の気持ちで一杯です。
特に貴重な時間を割いてご指導いただいたU先生には、成長した姿をお見せしたかったのですが・・・。

受けた講義や指導の数々を自分の中で咀嚼・反芻を繰り返して、直接の恩返しは叶わないでしょうが、どこかで何らかの形で還元できたらいいな思っています。

皆様、お元気で!
ありがとうございました!!

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