石焼き芋器

楽天でこんな物を買ってしまいました。

ただの土鍋ではありません。
石焼きも器です。
内部に小石を入れて、アルミホイルを巻かずに、サツマイモをそのまま投入。
そして強火で20分。芋をひっくり返して、更に20分。
お店で売っているような焼き芋が簡単にできます。
ただ石焼き芋は、焼き方よりも素材が命。
マズイお芋では当然美味しい焼き芋は作れません。
昨年、家庭菜園で作った「鳴門金時」でも焼き芋作りましたが、味は全くダメでした。
やっぱりプロの農家はスゴイもんですね。
先日、患者さんから頂戴した・種子島のブランド芋「安納芋」で焼き芋を作りました。
お菓子みたいに甘くて、最高でした。
やはり焼き芋は素材がすべて。
でもこだわり過ぎると、焼き芋屋さんで買った方が結局安くなっちゃうような・・・。
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カキフライ万歳!!

nu茶屋町に入っている某牡蠣専門店に行って来ました。
平日の晩なのに満席でした。
牡蠣づくしのコースをオーダーしてみました。

火を通したカキは好きなのですが、生ガキは苦手な私。
このお店では、色々な産地のカキが楽しるのですが、産地によって味が全然違うものですね。
海中のプランクトンの違いらしい。もちろん季節でも味は変化するそうです。
生が嫌いな私でも美味しく頂けるものもあれば、やはりどうしても苦手な産地ものも・・・。
私は恐る恐る生ガキを口に運んでいましたが、隣のテーブルのお客さんは、生ガキをガンガン食べる(というよりも飲んで)おられました。
通の方にとっては、生ガキは喉ごしをを味わう「飲み物」なのでしょうか?!
カキ・ファン恐るべし・・・。
やはり色々食べた結果・・・
オシャレに「生ガキ+白ワイン」などより、揚げたての「カキフライ+ビール」が最強!!ではないかと・・・
カキマニア?じゃない私は再確認。
カキがお好きな方、是非一度足を運んでみては?
各産地の生ガキを食べ比べなんかも楽しいかもしれません。
食堂のカキフライ定食の方が向いていそうな私、懲りずに次は池田の「かき峰」さんを狙っているとかいないとか⁈
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3ネック

今朝は若林鍼灸院がある大阪府豊中市も氷点下近くまで冷え込んだそうです。
「寒い」「寒い」と連呼しまくりの一日です。
近ごろ、テレビの情報番組などで「3ネック」が重要だと言われています。
そう、3ネックのギター・・・・。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4#/media/File:Steve_Vai_with_Triple_neck_guitar.jpg より転載

というのは嘘で、「首」「手首」「足首」の3つの「首(ネック)」のこと。
そこを保温すると効率的に体を温めることができるので、冬場は3ネックが大切だよという話。
動脈が浅い部分を通っているという理由だそうです。
首には、マフラーやらハイネックの衣類でありますが、手首や足首は積極的に保温していないのではないでしょうか?
時代劇の旅人などが手甲や脚絆をしていますが、これも手首や足首(というより脛かな?)を保温・保護する意味があったのかもしれませんね。
手甲は手の陽経(大腸経、三焦経、小腸経)を保護する意図があったのかも?と鍼灸師的には想像してしまいます。

https://item.rakuten.co.jp/party-honpo/pw-01852s/ より転載

現代では手首に関しては、手首まで覆うような手袋を使えばいいですし、足首にはレッグウォーマーがありますよね。
ただ男性でレッグウォーマーはちょっと・・・という方には、こんな商品がお勧めかも。


余ほどタイトなズボンでない限り、靴下+αとして使えます。
これがあれば全身ポカポカという訳ではありませんが、足の冷えが幾分マシな気がします。
鍼を買っている業者さんから買った物ですが、同様のものが楽天などであると思います。
(当院は物品販売はしないポリシーです。販売していませんので悪しからず・・・。)
みなさん、首だけではなく、「手首(前腕)」と「足首(下腿)」の保温もお忘れなく!

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幸運のカギ=ハーブの香り?!

連休が明けて2日目、ようやく正月ボケも解消されてきたところでしょうか?
皆さんのお正月はいかがでしたでしょうか。
ここ数年は不景気の煽りで、正月を旅先や故郷で迎えず、自宅でゆっくりされる方が多いようですね。
私も自宅で過ごし、神社への初詣にくらいしか、正月らしいことはしませんでした。
初詣は、地元の豊中稲荷神社に。
その地元の稲荷神社ですが、自宅で正月を過ごされ方が増えたのと、パワースポット?とかスピリチュアルブームのせいか、年々参拝客が増えて、昔では考えられない人出です。
今年は地元の神社をお詣りした後、大阪の住吉大社に行って来ました。
奮発?して、本殿で妻の「厄除」と「商売繁盛」(鍼灸院にしては生々しい願いですかね・・・)のご祈祷をお願いしました。
ちゃんと、患者さんの病気平癒と健康も祈願してきましたので、ご安心を。
皆さんの病気や怪我が治って、新しい患者さんをご紹介いただけないと、「商売繁盛」に繋がりませんからね(笑)
そして帰りに、おみくじを引いてきました。
「中吉」でした。
「幸運のカギ=ハーブの香り」と記されていました。


お灸に使うモグサ(ヨモギが原料)はハーブの一種なのでしょうか・・・。
私の幸運ためにも、2012年はお灸が多めの治療かも(冗談です。)
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祖父のこと

新年早々におめでたくない話です。
この記事は読み飛ばしていただいて結構です。

7日に祖父が急逝しました。
94歳でした。
新年3日に、入居して間もない老人ホームで転倒して大腿骨を骨折。
夜中にトイレに行こうとして、転んだようです。
老人ホームは床がフラットで廊下には手すりもあるのですが、室内には掴まるところが少なく、祖父には案外歩きにくかったようです。
今までは古い日本家屋に住んでいたので、狭い空間で段差や障害物だらけでバリアフリーには程遠い環境でしたが、歩く際には掴まるところが多くて、祖父には良かったのかもしれません。
骨折した箇所を固定する手術を5日に行い、術後はとても元気で、6日には意欲的にリハビリを行っていました。
しかし7日に急変し、心停止。
一時は蘇生し、状態は安定したものの、その日の晩に亡くなってしまいました。
心停止から蘇生した後に、脈診をしたのですが、いつもの祖父とは全く異なる脈状でした。
血圧も安定し、自発呼吸もあったのですが、意識不明で瞳孔の対光反射は失われていたので、回復の見込みは薄いとわかりつつも、一般の患者さんならば鍼をすることを断りますが、孫としては諦められないので隠れて祖父に鍼をしました(刺さない接触するだけの鍼をしました。何の変化も起きませんでした)。
そもそも祖父は、若い頃に肺結核で片方の肺を失い、更に残った片方の肺も肺気腫で機能が低下している状態でした。
呼吸器の専門医曰く「理論的には動けるはずがない」ほどの血中の酸素濃度だったのですが、祖父は酸素吸入もせずに94歳まで普通に日常生活を送っていました。
おそらく酸素が少ない状況下で、絶妙に体のバランスが保たれていたのでしょう。
西洋医学の「肺」と中国医学の「肺」の概念の違いや、中国医学でいう「五蔵(臓)六府(腑)」のバランスがうまく保たれていれば、西洋医学での致命的な欠陥をカバーできる可能性を、祖父が教えてくれたように思います。
余談が長くなっちゃいましたが、昨日が告別式でした。
94歳の大往生なのですが、36年間も一緒にいたので、使い古された表現ですが心にポッカリと穴があいたような感じがします。
今朝もローバー・ミニで往診に向かいながら、この車で病院や買い物に連れていったこともあったなぁ~とか、ミニをカッコイイと褒めてくれていたことなどを思い出しました。
祖父がスバル360に乗っていたこと、スバルでスイミングスクールに送ってくれたこと、坂道発進でたまに下がって怖かったことなどが頭に浮かんできました。
祖父は戦前に外国語学校で中国語を学び、紡績会社に就職し、中国や内モンゴルへ赴任していました。
戦後も仕事で何度も中国に渡航していました。
リタイヤした後は、一般の方に中国語を教えたり、中国残留孤児の方への支援に取り組んでいました。
鍼灸師になって、中国語の文献に触れる機会も増えたので、祖父に中国語を教えて貰えば良かったな、と今頃後悔しています。
でも身内に指導を受けると、反発してしまい、きっとうまくいかなかったでしょうけど(笑)

し、しまった!鍼灸院のブログだということを忘れて、脈絡もなく長々と身内の事を書いてしまいました。
辛気臭い話ですいませんでした。

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