恩師の連載が開始!

鍼灸・マッサージ師の業界誌『医道の日本』で11月号から楽しみな連載がスタート。

早速、定期購読を申し込みました。

臨床でよく行う大腰筋刺鍼などを私に伝授してただいた中野保先生(神戸市・二天堂鍼灸院院長)の連載です。

「解剖生理に基づいた深層筋への鍼治療」というタイトルで、大腰筋などのインナーマッスルへの鍼治療の方法とその理論についての論考を掲載されています。

数年前に中野先生にご指導いただいた内容の復習になり大変勉強になりました。

久々に手に取った『医道の日本』では、数年前まで古典文献の読解と経絡治療をご指導いただいていた篠原孝市先生の連載「臨床に活かす古典」が、78回目を迎えておりました。ここ数年、私は鍼灸の古典文献に触れることもなくなりましたが、先生や昔の仲間は相変わらず淡々と着実に研究を進めておられるんだなぁ・・・と研究会のことを懐かしくしみじみと思い出すとともに、日々の多忙さにかまけて、古典の勉強から遠ざかっていることに、胸が痛い思いがしました。

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最初で最後の医史学会

日本医史学会から4月に開催される学術大会の抄録が届いた。
私も誌上発表ということで寄稿させていただきました。
(演題は「『鍼灸則』の病門について」です。)
第116回日本医史学会抄録
実は今年の1月で所属していた勉強会を退会させていただいたので、会員として最後の発表となります。
(例年、鍼灸史学会で発表させていただいていたのですが、医史学会は初めて。
来年以降は発表する予定はないので、これが最初で最後でしょう。)

鍼灸学校3年生の時に初めてセミナーに参加して以来だから、勉強会には8年間お世話になった勘定になります。

代表のS先生をはじめ先生方には本当にお世話になり、感謝の気持ちで一杯です。
特に貴重な時間を割いてご指導いただいたU先生には、成長した姿をお見せしたかったのですが・・・。

受けた講義や指導の数々を自分の中で咀嚼・反芻を繰り返して、直接の恩返しは叶わないでしょうが、どこかで何らかの形で還元できたらいいな思っています。

皆様、お元気で!
ありがとうございました!!

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今週末は鍼灸史学会です。

立冬も過ぎ、朝晩が冷え込んできました。

そろそろ関西も紅葉が見頃で、今週末は行楽に最適ですね。
特に京都なんて最高でしょうね。

世間は行楽モードの中、観光客で混み混みのその京都で、学会発表をしてきます。

例年参加させていただいてる日本鍼灸史学会での発表です。

今回は早めに準備を始めたのですが、途中で息切れしてしまっていたので、未だに発表資料が完成せず。

ちゃんと発表できるかな・・・とにかく頑張ります!

 
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神宮文庫に行って来た。

気付けば桜が満開、もう4月ですね。
三ヶ月も更新をサボっていました。

ブログのサボりついでに、本日は1日お休みをいただき、三重県伊勢市の神宮文庫へ行き、鍼灸関連の資料を閲覧してきました。

今回は近鉄五十鈴川駅から徒歩で向かいました(10分ちょい)。

風格ある通称「黒門」が迎えてくれます。
神宮文庫・黒門

建物もレトロな素敵な佇まい。
神宮文庫玄関

さてさて神宮文庫は全蔵書数28万冊を誇り、「神道学最大の宝庫」と云われているそうです。
神道関連だけでなく、古医書も所蔵されています。
和書の蔵書の検索は、少し古いものですが、大正11年刊の『神宮文庫図書目録』がネットで公開されていますので、予め調べることが可能です。
(洋書は神宮文庫内のPCで検索できます。)

一般の方も図書の閲覧が可能です。
私のような、しがない鍼灸師も閲覧OKでした(笑)。

以下覚書代わりに神宮文庫の情報を少々。

アクセスは、
五十鈴川駅か宇治山田駅からバスで「徴古館前」下車、徒歩1分。
五十鈴川駅から徒歩で12~15分程。
駐車場無し。
徴古館前

開館日が木・金・土曜日に限られています(祝日、年末年始は休み)。

開館時間は、9時~16時まで。

閉架式の図書館ですので、係の方に出納を依頼しなければなりません。
因みに資料の出納時間は、9:30、10:30、11:30、13:30、14:30の1日5回です。
一度に30冊まで請求可能、1日の制限は別途あり。

閲覧室には、鞄の持ち込みは出来ないのでロッカーに預けます。因みに筆記具はOKですが、シャーペンやボールペンは不可で黒鉛筆のみ使用可です。

カメラ、携帯での資料の撮影は禁止です。

近くにコンビニや食堂がないので、長期戦の方は要注意(ひょっとしたらお隣の皇學館大學の中にあるかもしれませんね。)

複写の依頼は可能ですが、一度マイクロフィルムを作成してからのコピーになるので、相応の費用と時間(3ヶ月程)がかかるようです。

その他、分からない点は職員さんが丁寧にお教えくださいます。
(情報の正確性は保証しません。神宮文庫さんに必ずお問い合わせください。)

覚書以上。

神宮文庫に10時から数時間滞在後、バスで外宮、内宮にお詣りして、おかげ横町をブラブラしてから帰宅しました。
あくまでも鍼灸の資料の調査が目的なので、観光気分を味わったことは、嫁には内緒です・・・。

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11月16日は休診致します。

11月16日(土)は、日本鍼灸史学会に参加する為、休診させていただきます。

日本鍼灸史学会は、鍼灸関連の古典文献を研究・発表する場です。
私も5、6年前から、毎年発表させていただいています。

古医書を少しかじった位では、即臨床に生かせるものではありません。
しかし当院は「伝統鍼灸」と標榜している以上、どこかの偉い先生が書いたガイドブックやハウツー本に頼るのではなく、自ら少しでも原典を学ばなくてはならないと思い、ヒーヒー言いながらも続けております。

もしもご興味がおありの鍼灸師の方がいらっしゃいましたら、気軽にお越し下さい。

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