終わりよければ・・・

昨日は今年最後の勉強会でした。
終了後、最寄駅で仲間と別れた際、「良いお年を!」と言われ、ハッとしました。
昔、百貨店に勤めていた時は年末は大忙しでしたし、他業種も何かとバタバタするようですが、
鍼灸院は特別に忙しくなる訳ではないので、どうも実感がわきません。
しかし年末は年末です。
今年も何も出来ないままに暮れていくなぁ~、と後悔している、そんな貴方に素敵な言葉を(笑)
終わりよければ全て良し!
いささか乱暴な言葉ですね。
この言葉を信じれば、最後、つまり年末が良ければ、この一年間が良かったということです(ほんまか??)
滑り込みセーフ的な感はありますが、残り3週間弱で、今年のやれず仕舞いの目標や長続きせずに挫折したことがあれば、再チャレンジしてみるのも手かもしれません。
例えば、今年の正月に、毎日の散歩を目標に掲げた方も、新年から再スタートするのではなく、今からスタートを切る方が長続きするかも。
正月のゆったりした怠惰なムードだとついつい三日坊主になりそうですが、慌ただしい年末の雰囲気が重い腰を押してくれそうですよね。
3週間だけでも、充実した毎日を送れば、確実に大晦日や正月のお酒やご馳走も美味しく感じるはず。
私の場合は散歩や英会話ではなく、鍼のトレーニングと文献の勉強を毎日欠かさずにキッチリとやることでしょうか。
大阪府豊中市の若林鍼灸院HP

あきらめたら終わり

私が浪人生だったころ、予備校の英語の先生にこんな言葉を教えてもらった。
A man is not finished when he’s defeated; he’s finished when he quits.
アメリカのニクソン大統領の言葉です。
「負けた時が終わりじゃなくて、辞めた時が終わりなんだ。」という意味だと思う。
もちろん会社を辞めたら、人生終わり・・・と言った寂しいフレーズではない。
諦めずにチャレンジし続けることの大切さを説いた言葉です。
先日、私の高校の同級生が、東京のNSCを卒業したという嬉しい知らせがありました。
もともと大阪で役者をしていたのですが、一念発起し東京の吉本新喜劇入りを目指すべく、東京NSCに入学しました。
大阪時代に稽古を重ねていた発声やダンスの授業は大丈夫だったのですが、慣れないお笑いの授業が講師のダメ出しの連続で苦労したそうです。
34歳で10代、20代に混って授業を受けるだけでも大変なのに・・・。
知らなかったのですが、NSCは成績優秀者のみが卒業し、吉本に所属できるシステムだそうです。
そんな厳しい中でも、彼は無事に卒業し、吉本に所属することができました。
大阪時代には、様々なアクシデントで遠回りした彼ですが、大きな一歩を踏み出しました。
まだまだこれからなのでしょうが、十数年間、諦めずに続けてきたからこそ、今がある訳です。
そんな彼の話を聞き、冒頭のニクソンの言葉を思い出しました。
A man is not finished when he’s defeated; he’s finished when he quits.
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