患者さんが主人公!

病気や怪我をすれば本来、自然に治っていきます。
それは人間には「自然治癒力」や「自然良能」が備わっているからと言われています。
医者や治療師は、薬や鍼や手技でその力をアシストしているだけです。
治療の主体はあくまでも、患者さん側です。
辛い症状や痛みがなかなか取れずに、色々な有名病院や評判の良い鍼灸院、整骨院に通い、それでも治らずに云万円もするカリスマ?治療師の施術を受け、占いやヒーリングを受け、お寺や神社で祈祷をしても、何も変わらない。(それらが無効であると言っている訳ではない。)
それで「あそこもダメ、あの先生もダメ!どこに行っても治してくれる先生がいない!」とおっしゃる方がおられます。
いつまでも、人任せの考え方ではいけません。
治療家の手助けを受けながらも、主人公は患者さん自身です。
責任転嫁をすることなく主体的になって初めて、自ら積極的に生活習慣を見直したり、考え方が転換するなどして、辛い症状が好転してたり、受容できるようになることがあります。(私も生活を送る上で「責任転嫁」しちゃう事があるので、自戒の意味も込めて・・・)
ドクターショッピングや有名・治療師巡り、スピリチュアルな世界を偏歴するのも良いですが、足を止めて自らを顧みることも必要ではないでしょうか。
生意気な事を書きましたが、これは治療家サイドからもいえることです。
くどいですが、治療家はアシスト役であり、治癒のキッカケを与えているに過ぎないのです。
「俺が○○病を治した!」なんて思い上がることなく、傲らず謙虚にやらなくてはなりません。
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