戦前の話

お盆も開院中!若林鍼灸院です。
さて、今日はご年配の方と接していて気付いた事を書きたいと思います。
私が往診先で接する方々は、70代・80代の方が中心です。
戦前・戦中にまだ小さかったり、若かった方が多く、多感な時期に大きな恐怖と不自由を強いられ、まさに戦前は「暗黒時代」だったと多くの方が語られます。
しかし、彼らより更に上の世代・90代以上の戦前の体験はどうも少し違うようです。
確かに戦中は大変だったようです。
ただ大正の末や昭和の初期までは、大阪では自由もあり、華やかさもあった時代だったそうです。
軍国主義一辺倒という訳ではなく、今の方と差ほど変わらない暮らしを送っていたようです。
(大阪の都市部の話です。地方の農村の暮らしは大変だったでしょうが・・・。)
私は学校で「戦前はすべて暗黒時代で、戦後にGHQのお陰で今の明るい?社会になった。」と教えられましたが、果たして本当でしょうか?
探してみると、案外身近に、元気な90代後半や100歳の方もおられるはずです。
(豊中市には約100人も100歳以上の方がおられます!)
小中学生のみなさん、夏休みの自由研究にインタビューしてもてはいががですか?
本やネットではなく、生の声を聞くと、面白い発見があるかもしれませんよ。

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