選択肢が失われていく・・・

いつもメインで使っている鍼は、東京にある老舗の鍼屋さんのものです。
その他は、いろいろな鍼屋さんの製品を試しながら使っています。
今年の初めに、医交社製作所(広島市)さんから、案内をいただいていたのを思い出し、先ほど問い合せをしてみました。
医交社の鍼は良い、と鍼灸学校時代に先生からも聞いたことがあるので、一度使ってみたかったのですが、残念なことに今年一杯で製造を中止するそうです。
社長さんがご高齢なのと、若い鍼灸師が大量生産の安価なディスポーザブル鍼に流れたことが原因らしいです。
医交社さんの鍼を愛用している鍼灸師は、買い溜めしているそうです・・・。
鍼道具の選択の幅が狭まるのは、大変残念です。
そのうち、すべてがディスポ鍼になり、国産の鍼がなくなり、素材はステンレスだけになり、太さやサイズも限定されてと徐々に選択肢が狭まっていきやしないか心配です。
大阪府豊中市の若林鍼灸院HP