間食恐るべし。果物は意外な盲点かも。

どうも!お盆の営業中。若林鍼灸院です。
さてさて、私の患者さんのお話です。
血糖値、血圧、尿酸値が高いということで、ダイエットを始められた方がいらっしゃいます。
老人ホームに入居されているのですが、ホームで出される食事以外に間食をなさっておりました。
まずは間食を止めることから始められました。
間食をストップして半年ほど経ちましたが、なんと15キロも程体重が減少しました。
(今までどれ程の間食を摂られていたのでしょうか・・・・?!もちろん体に溜った余分な水分を排除すべく、鍼治療も併行して行いました。)
間食はホームの食事は果物が少ないということで、毎日果物を中心に、おかきやスルメなどを食べておられました。
中年以降の方には、「果物は体にいい!」と強く信じている方が多いようです。
(この「果物信仰」は何故でしょう?
昔、果物が貴重だっかからかな??
「お見舞いにバナナ」の時代の影響??
物語で聞いた大航海時代の壊血病の恐怖からか??←冗談です。)
最近の果物は特に糖分が多く、食べ過ぎには注意が必要だと思います。
極言すれば、フルーツ味の砂糖水を飲んでいると同じだと思います。(もちろん極言ですよ。極言。)
女性で膝が痛く、ムクミやすい方などは、問診してみると、果物が大好きな方が多いように感じます。
お菓子は注意して控えてられる方も、なぜか果物はOK!なんですね~。
昔は果物を「水菓子」と呼びましたが、やはり果物もお菓子の仲間でしょうね。
もちろんケーキやチョコレートよりは、確かにビタミン・酵素・食物繊維も豊富なのでしょうが、程々に。
それから、ここ数年、低炭水化物ダイエットなるものが流行していますが、あれもやりすぎは危険ですよ。
何か一つへの極端な片寄りや不足は、全体のバランスを崩すことにつながると思います。
少しはご飯も食べて下さい。
何でも程々にお願いします。
大阪府豊中市の若林鍼灸院HP