民主党政権と鍼灸?!

まとまりのない文章を思いつくままに書いていきます。
ついに鳩山新政権が始動しました。
ざっと思いつくままに課題を挙げても
年金問題、郵政問題、高速道路無料化、ダム工事中止、こども手当、後期高齢者医療制度、給油問題、地方分権・・・等々問題山積ですね。
医療関係では、長妻厚労相が後期高齢者医療制度の廃止を明言されています。
老人医療を含め破綻寸前の医療制度をいかに改革していくか、これから注目していきたいと思います。
我々の鍼灸・マッサージ業界も、医療保険を適応させた施術を一部で行っているので、改革の影響を受けるかもしれません。
現在の鍼灸マッサージにおける保険の取扱は、手続きの煩雑さと適応症が限定されている為、まだまだ利用が少ない状況です。
もちろん、手続きが簡素化し、適応症が増えるに越したことはないのでしょうが、医療費抑制の観点や心ない一部の接骨院による療養費の不正請求などの余波で、逆に保険取扱がより厳しいなると思われます。
もともと鍼灸は、江戸末期から衰退し始め、明治政府からは禁止されたにもかかわらず、脈々と受け継がれ、その後も保険制度の埒外に置かれても、しぶとく生きています。
仮に保険の適応が拡大して、結果、現代西洋医学のシステムに飲み込まれてしまえば、私は鍼灸の良い面が消えてしまいそうな感じもします。
鍼灸は、医療のメインストリートから離れた、アウトサイダー的な立場にいることに、存在価値があると思います。
まっ、保険制度がどうなろうとも、街の鍼灸院は一人一人の患者さんを丁寧に診ていくしかないのですが・・・・。
伝統鍼灸・経絡治療の若林鍼灸院HP(阪急豊中駅前)

選挙

衆院選挙の選挙運動が盛んになってきましたね。
当院は阪急の豊中駅前にある為、公示前から選挙カーが騒々しいです。
「○×を宜しくお願いします。」「△■党にご支援を!」とマイクで連呼されています。
マニフェスト選挙だとか政策本位だとかいいますが、結局、実際の選挙戦は、選挙カーでウグイス嬢が名前を連呼する古典的なスタイルのまま。
名前を聞いて、車の中から候補者に手を振られたところで、どの位、有権者の投票行動に影響を与えるのかしりませんが、そろそろ別のスタイルを考案してほしいものです。
かといって、党のマニフェストだけで決めるのも、味気ないものでしょうけど。
(候補者の個性なんて全く関係がなくなりますから・・・。)
とにかく、8月30日は日本の将来を決める大切な選挙です。
意中の候補や党がなくても、マニフェストや選挙公報、HPなどを参考にして、自分の頭で考え、少しでも良いと思われる候補者と政党に投票しましょう。
「誰にも入れたくない。」「どうせ変わらない。」「面倒臭い。」なんて言わないで、政治に参加することも大人の責任。
棄権せずに、投票しましょう!
阪急・豊中駅前・伝統鍼灸の若林鍼灸院HP