時には情報の遮断も

今朝は、定期的に往診している患者さんのお宅へお伺いしました。
その方は、地震後、初めての施術でした。
親戚や知り合いは、幸い被災されていないそうですが、連日連夜テレビで震災関連の報道を熱心にご覧になっているそうです。
被災地の悲惨の状況を映像で見続けたことで、眠りも浅くなり、精神的にも相当消耗されているようでした。
被災地から離れた大阪の我々も最新の情報を知りたいのは当然です。
しかし担当する鍼灸師サイドからいえば、感受性が強く心身ともに疲労されている方は、長時間テレビをご覧になるのではなく、一呼吸置いて新聞の活字で情報を得ることに留めておく方が良いかもしれません。
ネットも、不安に駆られた状況では、ブログやSNSに溢れている不確かな情報に惑わされるかもしれません。
もし何かしていないと不安ならば、テレビ画面やパソコンの画面にかじり付くのではなく、仕事や家事など日常のやるべき事をきっちりとこなし、ひとまず事態が落ち着くのを待ちましょう。
どんなにテレビの前で憂いても状況は変わりません。
不安で落ち着かない時は、少しだけ情報を遮断し、冷静に見守りましょう。
大阪府豊中市の若林鍼灸院HP

昨日は勉強会

昨日は大阪で通常通り勉強会でした。
会の代表の先生は、東京にお住まいで、地震でお部屋が大変なことになったそうですが、講義に大阪に来てくださいました。
被災された方には、悠長に鍼灸の勉強か!とお叱りを受けそうですが、こういう時こそ、関西の人間はテレビを見て同情し悲嘆に暮れるだけでなく、いつも以上に仕事に商売に勉強に自分の本業に精を出すべきでないかと、私は思います。
自分の役割を果たすことで社会基盤を乱れないように支え、一生懸命に働いて下降しそうな日本経済を持ちこたえさせ、そして稼いだ給料や売上の一部を義捐金として被災地に送り届けたいものです。
仮に日本人の半分の6000万人が、1人あたり100円を寄付したら60億、1000円なら600億、10000円なら6000億・・・。
6000億ですら、あの被害では焼け石に水かもしれませんが、少しでも絶対に役に立つはずです!
昨日、もう既に街頭では、ボーイスカウトの子供達が募金を呼びかけていました。
私はひねくれ者ですので、募金活動やボランティアなどはどうも敬遠してしまうのですが、あの震災の惨状を見たら、放ってはおけません。
私も微力ながら協力しようと思っています。
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今朝は暗澹たる気持ち

東北・関東地方の地震の被災状況が明らかになるにつれて、本当にいたたまれなく胸がつまる思いがします。
早く余震や津波が収まり、被害が拡大することなく、円滑に救助活動が進むことを祈るばかりです。
阪神淡路大震災で私も恐ろしい経験をしましたが、それから十余年が経過し少し気が緩んでいたようです。
早速、昨晩は非常時の脱出方法や持ち出し品などについて、家族と話し合いました。
下記のHPに非常時の持ち出し品リストがありますので、関西方面の我々も再度確認し、出来る限り準備しておくべきでしょう。
人と防災未来センターHP内「非常持ち出し品チェックリスト」http://www.dri.ne.jp/utility/utility_checklist

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