小さなライオン

私の実家には、10歳のペルシャ(チンチラ)のオス猫がいます。
先日、網戸越しに外を眺めていた彼(猫)の前を、野良猫が通りかかりました。
外の出て野良猫を追いかけたいのですが、網戸があって外に出られない。
そこで私の母親が彼の代わりに野良猫を追い払う為、庭に出ようと玄関に行こうと彼の前を通りかかりました。
極度に興奮して混乱した彼は、野良猫と間違ってか、目の前にある母親の足をガブリ。
ガブリ、ガブリと二回も。
ジーンズを貫通して、ふくらはぎに歯が刺さり、かなりの出血。
すぐに傷口を洗浄して、消毒をしたので大事に至りませんでしたが、ビックリしました。
さすが、飼猫といえども、ライオンやトラの親戚筋だけあって、なかなか攻撃力です。
日頃はとても大人しいネコなのですが、以前も同じような状況で混乱して、母を咬んだことがあります。
再犯・傷害罪で逮捕の↓吾郎さん(名前の由来:SMAPの稲垣吾郎さんが事件を起こした日に、我が家に来たから。)

さてさて、ネコやイヌに咬まれて傷が出来た場合は、家庭においては、まず傷口を水道の流水でよく洗い流して下さい。
自己判断は禁物。必ず病院で処置を受けましょう。
鍼灸の古典文献には動物の咬み傷に対する処置の記載もありますが、当院では外傷の処置は行っておりません。
今回のように挑発しなくても咬まれる場合もありますが、ほとんどは人間が犬や猫を挑発したことよって起こります。
お子様には必ず犬や猫への接し方を教えてあげないといけません。

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ネコアレルギー


この画像は、先日、ネコを予防接種のために、獣医に連れて行く際の一枚です。(これから痛い注射をされることも知らずに、自らキャリーケースに入ってしまいました。)
チンチラという種類の長毛のネコです。
日本猫に見慣れている方の目には、珍獣のように映るのでは?
年中抜け毛がひどく、我が家は至る所、毛だらけです。
ネコアレルギーの方からしたら、卒倒しそうな環境かも・・・。
ネコに限らず犬や小鳥など動物の毛やフケ、唾液などによるアレルギーに悩まされている方が結構いらっしゃいますね。
飼い始めたペットが原因で湿疹や鼻炎に悩まされたり、ペットと遊んだ後に持病の喘息が悪化してしまったりと、深刻な訴えを耳にします。
症状がひどい場合はアレルゲンと接触しないこと、つまり動物を寝室に入れない、屋外で飼育する、他所へ預けるなどの対処策も必要でしょう。
しかしながら、動物の毛やフケ等に毒性がある訳でなく、それに過剰反応してしまう、人間側の問題であり、犬や猫には全く罪はありません。
根本解決するためには、過剰反応しない体質に改善するしかありません。
鍼灸治療と並行して生活習慣を見直していくことを根気強く続けることで、アレルギーの改善、克服も可能です。
専門外で詳しいコメントはできませんが、病院でも薬物療法だけではなく、減感作療法などで抗原への感受性を低くしていく方法もあるそうですので、主治医にご相談ください。
これから、ペットを飼う予定の方で、どうしてもアレルギーが心配の方は、病院で事前に検査も可能なようですので、主治医に相談してください。
飼い始めてから、アレルギーのせいでペットを手放したり、家族内でもめる事が無いようにしたいものです。
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