最近、「ステマ」という言葉を、よく見聞きします。
皆さまはご存知かもしれませんが、「ステマ」とは、「ステルスマーケティング」の略称だそうです。
「はてなキーワード」によると「●消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をすること。バイラルマーケティングを悪用した、マーケティングの一手法。ステマと略される。Stealthとは、隠れる、隠密、こっそりとなどの意味。
●影響力のあるブロガーが報酬を得ていることを明示せずに、第三者的な立場を偽装して、特定の企業や製品について高い評価を行うこと。消費者の誤解を生む恐れがあるので、近々「景品表示法」を根拠法として規制される見込み。」とのことです。

芸能人が、自身のブログ上で、詐欺の疑いがあるオークションサイトについて、上記のステマを行ったとして、騒動になっています。

このような例は、残念ながら治療院業界にも存在します。
一例としては、芸能人やスポーツ選手が報酬を貰ってブログで治療院を紹介したり、治療院側がお金を払って、雑誌に有名人との対談の記事を載せてもらうなどがあります。
また当院へ「ランキングサイト対策」「口コミ対策」の勧誘をしてくる業者もあります。
以下はステマの定義から外れるかもしれませんが、広告記事（「記事風広告」）なのに「●●新聞に当院が紹介されました！」とか、治療家の権威付けには著作が効果的とのことで治療院向けの自費出版ビジネスが盛んだったりと、正攻法ではない広告手段が増えています。

私は有名人や権威に影響を受けてしまう俗な人間ですので、私自身、気を付けねばなりません（笑）

大阪府豊中市の若林鍼灸院HP